今月のテーマ
今月のテーマ など を紹介する記事です(随時更新)
7月のテーマ
(7月4日更新)7月は七夕からスタートです。皆さんに願いごとを文字だけでなく、絵で表現して頂きました。少し大きめの短冊をMIE先生が買ってきてくれたので、絵も描きやすかったです。意外とクレヨンで直接描くと綺麗に仕上がりました。願いごとは本気で絵などにして表現すると叶いやすくなるものです。松田が昔「夢を叶える絵」というワークショップを開いていた頃に参加してくれたお子様が大きくなり、「志望校に入学できました!」と報告が合ったことを思い出します。頭の中で思い描いている願いをしっかりとアウトプットできる人になれたら、自立した人になれるでしょう。
6月のテーマ
(6月21日更新)父の日には、やっぱりお父さんの絵を描いてもらって、プレゼントしてもらうことにしました。子供達は普段モチーフを見て絵を描くことが多いので、想像でお父さんの絵を描くとそうなるのか少し心配でしたが、みなさんそこは得意な方が多いようで、お父さんの絵をとても素敵に描いていらっしゃいました。アトリエに来ている子供達はみんな素敵なご家族に包まれていて、お話を聞いているとこちらも幸せな気持ちになります。ということで、お父さんの絵の次は家族の絵を制作して見ることにしました。三年生以上になってくるとこう行った “人間” をモチーフにした絵はイラストっぽくなってしまうためか、子供じみていると感じるからか、なかなか描こうとしてくれないこともわかって来ました。人間を絵に表現しようとすると確かに数ミリでもずれれば似ていなくなってしまいますし、リアルに描こうと思ったら猛烈にドローイングの練習をしなければならないので、大変です。確かにイラストっぽく描く方が可愛らしくていいのですが、それがどうも嫌であることも理解できるようになって来ました。私は大学の頃に100人クロッキーという課題をやりましたが、そういうのもいいのかなあと最近は思います。しかしながら、何よりも絵を楽しく描いてもらうことがアトリエの方針であるので、嫌がるモチーフや技法はなるべく、させないようにしたいと考えています。
(5月29日更新)今年は紫陽花が10日ほど早いそうですね。6月になってから描こうと思っていた紫陽花でしたが、急遽本日調達して来ました。とっても素晴らしい紫陽花の作品がたくさんできて来ています。
5月のテーマ
(5月14日更新)母の日はいかがお過ごしでしたか。私たちの母は田舎に住んでいて少し離れているので、今年は少し早めのひまわりを送りました。昨日は焼肉をして楽しく過ごしたそうです。母の日ということで、先週はアトリエでも急遽カーネーションをモチーフにして、お母さんの顔や好きなものなどを盛り込んだ絵を描いてもらうことにしました。みなさんお母さんのこととなると、様々なモチーフが浮かんでくるみたいで、たくさんのハートを描いたり、感謝の気持ちを文章で表現していて感激しました。みんなお母さんが大好きなんだなということが伝わってきて、とても感激しました。
4月のテーマ
桜のある富士山の風景を描いてもらったり、リゾートの風景を描いてもらったりしています。風景と静物画は全く違う絵の描き方になるようで、子供達はどちらかというと風景画が好きなようです。代表も風景を描いてばかりいる作家なので、どこか気持ちがわかります。最近わかってきたことなのですが、モチーフを見て絵を描くということは年齢によって難易度が大きく違うようです。例えば、4歳のお子様はモチーフを見て描くことがとてもむずかしく、どちらかというと「遠足に行った時の風景」と言った記憶を描くことの方が得意のようです。小学校低学年のお子様は緻密に似せて描こうとする人と、自分なりに大きくアレンジをして描こうとする人に別れてきます。このあたりから使用する画材も人によって向き不向きが出てくるようです。高学年になるとより緻密に描く方が増えてきます。このように同じモチーフを与えても年齢によって、ものすごく早く出来上がる人と、丁寧に丁寧に描いて、仕上がりまでじっくりと時間をかける人に別れてきます。麻布アトリエのスタイルとして、「子供の絵には正解がない」を掲げているため、やり方に口出しはしていません。これが芸大受験となってくるとある程度の正解ができてきますが、それは予備校の領域です。(4月20日更新)
4月はやっぱり、春らしいものを描いてもらおうと考えていました。やっぱり花や、桜のある風景を思い描いています。下のドラえもんのデッサンは今月のテーマと、いう訳ではありませんが、四年生に描いてもらった絵(向かって左)です。かなりよく描けていることが見て取れます。ある程度の年齢になってくると鉛筆で明暗をつけていく作業が面白くなってくるようです。私も小学校の高学年くらいの頃から鉛筆にハマったことを思い出します。一回のレッスンは75分の中で行うので、このくらいのデッサンだと、2〜3回かかります。(4月3日更新)
3月のテーマ
2018年3月は動物をテーマにしようと考えています。1週目はライオンを描くことにしました。紙のモチーフはレイアウト(構図)が写真家の目線で定まってしまっているので、本当はもちろん実物を観察することが大切ではあるのですが、画像を見て自分なりに咀嚼して絵にするだけでも大したものです。
小学生よりも年中さんくらいの子は画面いっぱいに大きく描く子が多いように感じます。大人の私たちも描いて見ましたが、ライオンを長い間頭の中でしたイメージしたことがなかったためか、写真の顔を見ていると「こんな顔してたっけ笑?」と、ライオンの認識できていなかった形状に驚いたりしていました。例えば私は耳を描くのを忘れてしまったり、たてがみが意外と普通のロングの髪のように下に垂れ下がっている形状だったり、鼻が想像以上に大きく、目が想像以上に小さいと行った具合です。モチーフをしっかり見直すことはとても大切であることを私たちもも勉強しています。
2月のテーマ
2018年2月のレッスンテーマは基本的には「お花」でした。桃をモチーフにしたり、チューリップやプリムラを買ってきてモチーフにしました。お花はざっくり描くことができれば、簡単に仕上がってしまうモチーフですが、小学生のように物をしっかりと見ようとして、花びら一枚一枚を描こうとすると圧倒的に難易度の高いモチーフになるようでした。
1月のテーマ
2018年1月は、お正月休みを経て、今月からアトリエが始まったばかりで、体験レッスンだけをしていました。私たちはやっぱりりんごがいいのでは、という考えに行き着きましたが、小さな子供達はりんごを赤い絵の具やクレヨンで、一周んで描いてしまいます。時間があまりに余ってしまって、慌ててしまったことを覚えています。それでも想像でいろんな動物を描いたりするお子様もいたりして、感動したりしていました。
今月からじわじわと始まって来た子供絵画教室ではありますが、とても魅力的な近所の子供達に会えるのがとても楽しく、そして嬉しいです。何よりも ママパパも 魅力的な方々ばかり。
子供絵画教室は、私たちとにとっても ものすごく素敵な経験をさせていただいております。すでに天才的な絵を描くお子さまや、繊細な絵、独創的な絵を描く方など、同じモチーフで絵を描いて頂いても全く違う作品が創作されるので、本当に不思議だなと感動しています。
松田も小さい頃から絵ばかり描いて生きて来たので、同じように絵を描いている子供達と出会えて、とても嬉しく思います。少しずつ入会してくれる子供達も増えて来て、忙しくなって来ました。
明日は どこへ行き どんな絵を 描こう
麻布アトリエ 子供絵画教室 について
この記事は 麻布十番 に アトリエ を構えた 画家 松田光一 と 子供絵画教室開業に関してを綴った日記です。麻布十番の絵画教室 “麻布アトリエ”は 世界遺産や絶景などをアート作品として排出する 作家 松田光一 のスタジオです。2018年より そのスタジオを解放して絵画教室を行います。アトリエ・絵画教室という場所がどのように 出来上がって行き、どのように 成り立って行くのかを 日常の出来事と共に 記録しています。一般的な人にとって 絵画制作 は日常不可欠なものではありませんが、人生を色鮮やかに豊かにしてくれる文化でもあります。松田は 最初の アトリエを東京都 港区 麻布十番 の一角に開きました。アトリエ 運営自体は3年目、絵画教室自体は これからです。どんな出逢いが待っているのか 楽しみにしています。誰でも閲覧できる記事 なので なるべく見てくれる人が 新しい 活動 をするためのヒントになるような 記事の作成 を目指しますが、個人的な日記になることもしばしばかと存じます。どうぞお付き合いください。アトリエに関して何かありましたら 以下のボタンより お気軽にお問い合わせください。
麻布アトリエ 代表 より
管理人はWORLD HERIATGE ART(世界遺産アート)というブランドを作って活動をしています。世界遺産をモチーフとした絵を描いたり 旅をしてその風景を写真に納めて 作品を作っている作家です。世界遺産を描くようになったのは 29歳の時にトロント(カナダ)へ語学留学をしたことが大きなきっかけとなりました。世界には様々な文化の人々がいることを肌で感じ、その人たちが共通して大切にしている、自分たちの文化とその文化が作り出した人類の文明の美しさでした。松田は小さな頃から 世界遺産 が大好きでしたが、実際に自分の目で見て感じることで世界遺産の素晴らしさ、地球の美しさを 自分のできる能力、絵といいう技術を使って人々に伝達したいと考えるようになりました。それが世界遺産アートの始まりだったのです。
絵 を描くことで、表現の喜びを体験し、豊かな 感受性 を磨くことができます
絵画の制作に「このようにしたらいい」という正解はありません。大人が見て「上手」か「下手」かの基準はありますが、子供達の絵画制作には そのような基準では 測ることのできない 成果や成長を見込むことができます。絵を制作することは自分の中にある感情を表に出す作業でもあります。絵画制作 に触れる機会は、右脳を動かし 想像力豊かな 幅広い 考え方のできる人を育てます。きちんと座って絵を制作することは 我慢強さも必要なので 優れた集中力を育てることにも繋がります。また、麻布アトリエのこども絵画教室では、制作の 「プロセス」 だけでなくひとつの作品の「完成」 を経験するということを 大切に考えています。幼少期からの絵画制作の経験は、こども達の 固定観念 にとらわれない 柔軟な「想像力」 と 内側の思いを人に伝えられる「表現力」 、そしてそれらを実際に動かしていく 「行動力」 を育てることに繋がると考えています。
麻布 アトリエ 松田 光一(まつだこういち)
公式ホームページ